父の祈りから、-(1)

伝統的なアベルの道を歩ませ給え(1)

伝統的なアベルの道を私たちが引き継ぐためには、祭物の過程を通って勝利を決定しなければなりません。

本来、人間は神様の変わらぬ愛の位置で神様の愛を中心として一人の息子となり、一つに統一された基準を備えなければなりませんでした。

しかし堕落によってその基準が備えられず二つの愛の結実をもたらしたがゆえに…、あなたはそれを本然の一つの基準に結束させるための歴史的な闘争路程において、今まで血を流してこられたということを私たちはすでに知っております。

アベルの行くべき道はカインを探すことでございます。そうしてカインと一つとなって捧げられるその場には父母が顕現でき界を代表し父母を中心として四位基台を形成するときには神様が顕現できるという…、この原則的な原理の前に一致しう各自の生涯と、各家庭の生涯と、氏族・民族の生涯路程を…、展開させてくださいますよう切にお願い申し上げます。

この道のために数十年間闘ってきた統一教会の運命は悲惨でございましたが…、今、漆黒の暗夜は過ぎ去り、光明な新しい日の光を浴びうる朝が訪れるこの時におきまして…、新しき衣に着替え、新しき使命を担い、新しき希望を持たなければなりませんし、平面的な希望よりは立体的な希望を持って総進軍しなければなません！

そのような隊列が今、世界から連結されて入ってくることを知りますとき…、今、この道に共に参ずることのできる栄光をこの民族の前、統一教会の群れの前にお許しくださいましたことを、心から感謝できる群れがたくさん現れるようにしてくださいますよう…,切にお願い申し上げます。

伝統的なアベルの道を歩ませ給え⑴
1972.5.14 前本部教会 早朝礼拝「アベルの道」より


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